• "貯水槽"(/)
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  1. 山形市議会 2009-03-12
    平成21年建設委員会( 3月12日 建設分科会・予算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成21年建設委員会( 3月12日 建設分科会・予算) 建設委員会 建設分科会(予算)   日   時   3月12日(木) 10時00分〜16時25分 場   所   第5委員会室 出席委員    後藤誠一,渡辺 元,遠藤吉久折原政信斎藤淳一,加藤 孝,         鈴木善太郎欠席委員    長瀬洋男 当局出席者   建設部長都市開発部長下水道部長水道部長関係課長 委員長席    後藤誠一 審査事項    1.議第 4号  平成21年度山形市一般会計予算         2.議第 5号  平成21年度山形市水道事業会計予算         3.議第 6号  平成21年度山形市公共下水道会計事業予算         4.議第12号  平成21年度山形市区画整理事業会計予算         5.議第14号  平成21年度山形市駐車場事業会計予算      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〈水道部〉 2.議第5号 平成21年度山形市水道事業会計予算  関係課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。
    ○委員   給水収益の減を見込んでいるが有収率の見通しはどうか。また,災害等に因らない突発的な断水への対応はどうなっているか。 ○管路維持課長   平成20年度の有収率は平成19年度と比較して増加し,92.2%前後の見込である。主な理由として,漏水調査を耳による確認から機械による確認に変更し,多くの漏水を発見出来るようになったことや,水系間のバックアップにより水圧が上がり漏水が多かったものが通常に戻ったことなどが考えられる。今後とも93%を目指し努力していきたい。 ○(水)総務課長   工事やメンテナンスなどによる断水は,事前通知をし,また,給水車が必要な場合も対応している。夜間や休日は電話問合わせが多くなるため,適切な対応が取れるよう取り組んでいる。また,トラブルが発生した際には,第一報を受けた時点で現場への応急体制に入る。 ○委員   給水ブロックは何件ぐらいの地域になっているのか。 ○管路維持課長   蔵王・山寺地区簡易水道等を除き,松原,見崎,村広水の3大ブロックであるが,これを33の中ブロックにしたいと考えている。給水人口では約2,400人から約22,000人と幅がある。 ○委員   事業会計予算書一般会計と比較して分かりにくいと感じるが,分かりやすくできないか。 ○経営企画課長   企業会計は法律により様式が決まっており,予算の表現の仕方は制限されているが,説明の仕方は修正の余地がある。節の中を詳しくできるか考えたい。 ○委員   水道部庁舎南側に耐震貯水槽を設置するが,その上部の土地利用について地元との協議はどうなっているか。 ○(水)総務課長   耐震貯水槽の設置は,第2次水道事業基本計画に基づき危機管理体制の強化として進めており来年度に設置したい。上部の土地利用は年次的に取り組んでいきたい。 ○委員   今回は耐震貯水槽の部分のみだが,上の土地利用については検討委員会などを設置するのか。 ○(水)総務課長   まだ基本計画であり,検討委員会などの必要性も含めて検討していきたい。 ○委員   宿日直業務を委託した効果と,宿日直時における市民からの問い合わせ状況はどうか。 ○(水)総務課長   直営で年間約2,000万円の経費が掛かっていたが,前年の12月から委託した効果を年ベースで考えると,約360万円の節減効果が見込まれる。なお,委託先は,警備業務については山形県ビルメンテナンス協同組合であり,現場については山形市管工事協同組合である。また,宿日直時の問い合わせは通常は週に5から6件程度である。 ○委員   水道管を新設してほしいとの市民の要望に対して,設置のための規定があるようだが,基準を見直す考えは無いか。 ○経営企画課長   水道管布設の要望については様々なケースがあるが,現在の普及率は99.93%で,普及していない世帯数は約60軒であり,その多くが地下水を利用している。水道管から離れている場所は家屋がまとまっているところがなく,また,負担金補助金等をだせないか検討したが難しかった。どういった方法が良いか引き続き研究したい。 ○委員   費用対効果の考え方は分かるが,個人で負担するのは難しいため,研究をお願いしたい。 ○委員   給水人口の減や資材の高騰など厳しい状況にあるが,経営全体の考え方はどうか。 ○経営企画課長   給水収益は年々下がっている状況だが,第2次水道事業基本計画収入減を前提に策定している。今後,老朽管改良事業が拡大するが,内部経費の節減や効率的な運用に努めていく。また,平成24年までは毎年3億円程度の利益を見込んでおり,当面は現在の水道料金を維持できるが,水道事業に係る資産維持費は約5億円が必要と考えており,今後も歳出の減に努めていく。 ○委員   今まで直営であり,在籍期間の長い技術の高い技師がいたが,山形市水道サービスセンターに委託しても,技術の維持は可能か。 ○(水)総務課長   企業の技術が高まっていることもあり,委託を進めている。また,水道サービスセンターとは十分に連携を図り,サービス向上に努めていきたい。 ○委員   宅地内にある鉛管の入れ替えに対しての補助はあるか。 ○給水課長   鉛管の残数は平成15年に道路部分が6,241件,宅地内が34,234件だったのが,平成17年には道路部分が1,845件,宅地内が30,544件に減少している。道路部分は,平成26年までに限りなく0件になるように計画を進めたい。また,鉛管入れ替えについては工事費の2分の1を補助しており,限度額は,道路部分が15万円,宅地内が4万円としている。今までの補助件数は,道路部分が69件,宅地内が143件である。 ○委員   水道部水道サービスセンターとの業務分担に対する考え方はどうか。 ○(水)総務課長   市民の通報にすぐ対応できる体制が必要であり,道路工事場所の提供や原因の判断の仕方等情報を共有している。 ○委員   4月から下水道部と統合されるが,スムーズな上下水道体制への移行がサービス向上につながると思うがどうか。 ○水道部長   宿直業務委託ではサービスの向上もあり,今後も市民サービスを第一に考えていく。下水道部門といい面を出し合いながら,効率的な運営に努めたい ○委員   景気後退などにより建設関係の仕事が減っているが,対策はあるか。 ○水道部長   国の緊急経済対策公営企業の事業が除かれているため該当しなかったが,山形市では,工事を前倒しで実施することにより対策をしている。また新規の事業として,水道管仕切弁点検業務を考えている。 ○委員   仕事が増えるよう引き続き努力してほしい。面白山スキー場の訴訟の件はどうなっているか。 ○浄水課長   現在まで3回の口頭弁論があり,裁判官の現地視察もあった。4月に第4回の口頭弁論が予定されている。  大要以上の後,議第5号については,全員異議なく可決すべきものと決定した。                休 憩  11時22分                再 開  11時27分 〈建設部関係〉 1.議第4号 平成21年度山形市一般会計予算  〇歳出 第8款土木費 第1項土木管理費   関係課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   木造住宅耐震診断委託は,50戸分を予算化しているとのことだが,どのような方法で選定するのか。 ○建築指導課長   今年度の申し込みは90戸の申し込みがあったが,抽選により50戸を決定している。辞退者も考え,補欠も15戸分を選んだ。 ○委員   需要が多いので,枠を増やす考えはないのか。 ○建築指導課長   多い場合は,補正での対応も考えられる。 ○委員   山形市が普通財産として貸し付けている建物などの耐震診断は,行っていくのか。 ○建設部長   公共施設耐震診断は,小・中学校を優先で行っているが,それぞれの部課でリストアップして優先順位を付けている。貸し付けている普通財産については管財課所管なので,管財課が対応することになると思う。 ○委員   建設土砂集積地の現在の状況と今後はどのように活用されるのか。また,建築基準法の改正によって住宅が建てにくい状況のようだが,住宅着工見通しはどうか。それから,電子入札の導入を考えているようだが,山形市として電子入札制度は必要なのか。そして,メリット考え方を聞きたい。 ○(建)管理課長   沼木建設土砂集積地の一部には給食センターが建設されているが,他の場所の利用については決まっていない。椹沢・志戸田地区には今も集積しており,夏は花火大会駐車場として,冬には雪捨て場への運搬路として利用している。なお,集積量は19万立方メートルを可能としていたが,平成20年3月で14万立方メートルになった。今年度も3万立方メートルを予定していたが,今年1月末で3万5,000立方メートルと増えている。平成21,22年度も十日町双葉町線などからの搬入が見込まれるが,南沼原小学校グラウンド拡張用地の造成に使う予定もあり,出来るだけ長く使っていきたい。電子入札メリットとしては,発注先受注先の事務の効率化が大きなねらいであり,県では先行して電子入札を実施しているが,市では,現在システム構築化を行っており,平成21年度後期から試行していきたい。また,このシステムは各種の入札に対応できるようになっている。 ○建築指導課長   平成19年6月に建築基準法の改正があり,全国的に申請が落ち込んだ。平成20年に回復傾向にあって6,7月がピークだったが,その後11月から落ち込み,今後の見通しはなかなか厳しいと思っている。 ○委員   沼木や椹沢・志戸田地区建設土砂集積地が満杯になると,業者が自由に処分することになるが,行政は業者に対してどのような指導をするのか。また,集積地はいつまでもつのか。 ○(建)管理課長   椹沢・志戸田地区集積地は,平成22年度まで大丈夫だが,その先については検討課題となっている。 ○委員   工事の積算をする時には土砂の処分料を見込んだり,交通誘導員の単価の改善,また,金額によっては提出書類が多いので改善することは考えられないか。 ○(建)管理課長   設計単価については建設同友会からも要望がきているが,残土処分経費はなかなか難しい。考え方は研究していきたい。提出書類は,総合評価落札方式だと書類が多くなるが,通常の入札の場合は,金額によって提出書類が多くなるということはない。 ○委員   交通誘導員の単価の差額については,一般管理費から回すようにする考えはあったのか。 ○建設部長   人件費については,基本的に実勢価格を調査して単価を決めている。実際の支払は把握していないが,設計単価に諸経費から上乗せするなどの方法は考えられる。 ○委員   電子入札を試行している中で,低入札が多くなっている。利益も少なくなり,健全なものになっていない。下請けにいけばいくほど弊害が起こっているし,下水道工事がなくなる中での電子入札は,本当にメリットがあるのか。 ○(建)管理課長   電子入札方式については,使い方も含めて検討しながら運用していきたい。 ○委員   電子入札を導入すれば事務の効率化に寄与するとのことだが,中小企業は大変になるし,遠方からの応札も可能になり,地元業者を守れるのか。 ○(建)管理課長   格付一般競争入札指名競争入札など入札方式を変える訳ではなく,入札行為を電子化して効率化を図るものであるが,導入にあたっては,試行しながら勉強し,意見なども聞いていく予定である。 ○委員   予定価格事前公表事後公表の割合はどうか。また,電子入札導入にあたって,業者への周知をどのように考えているのか。 ○(建)管理課長   予定価格は入札は事前公表で行い,随意契約事後公表としている。電子入札については,それらの理解が必要となるので,説明会の開催や各団体に話をしていきたい。 ○建設部長   業者の方々の心配はわかるが,県で行っている電子入札のイメージがあると思う。評判が悪いのは,県は基本的に一般競争入札で行い,低入札が多い結果にあるようだ。山形市は今までと変わりはなく,紙ベースから電子になっていくだけである。不安部分については,これからの試行の中でも説明をしていくし,道具が変わるだけである。  〇歳出 第8款土木費 第2項道路橋りょう費(第1目,第2目)         〃   第3項河川費      第11款災害復旧費 第2項公共土木施設災害復旧費(第2目)   河川道路整備課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。 ○委員   河川改修への要望があると思うが,どのくらいの要望に応えられるのか。 ○河川道路整備課長   改修が必要なのは,現在,17河川・30箇所あるが,経費がかかるので家屋の周辺や農地の近く,道路周辺を主に改修を順次行っている。 ○委員   予算の中に,用地購入費が計上されているが,内容は何か。 ○河川道路整備課長   みはらしの丘内にある,花川調整池を買い戻しをする経費である。  〇歳出 第8款土木費 第2項道路橋りょう費(第3目,第4目)      第11款災害復旧費 第2項公共土木施設災害復旧費(第1目)   道路維持課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   今年の除雪費はどのくらい使っているのか。11月中に降雪があった場合も,適切な除雪にあたってほしいが対応はどうか。それから,昨年は街路樹の害虫による被害が講じて補償弁償したが,街路樹の管理を適切に行う必要があると思う。今後の防除対策はどうか。また,橋りょう長寿命化への手だてが必要と思うが,どう考えているのか。なお,1級河川は県で整備を行うが,県事業も活用しながら有効に整備すべきでないか。 ○委員   日中の除雪も必要と思うが,出動基準はどのようになっているのか。 ○道路維持課長   本年度の除雪の委託料は,3億1,900万円でしたが,2月末現在,約200万円の残となっている。なお,除雪契約は通常12月1日からとしていたが,来年度に向けては11月から除雪できるような準備をしていきたい。除雪の出動基準は,市内5カ所の観測地点の積雪を測り,おおむね10センチメートルを超え,かつ,引き続き降雪が予想されると判断されるときに出動することになる。午前2時ごろに判断し,出動を指示している。降雪状況のずれにより日中の雪となりわだちなどが発生した場合などの対応については,現地を確認するほか,町内会等からの要請などにより対応している。次に,街路樹の管理については,パトロールを強化し,必要であれば,町内会等との協議を踏まえ,伐採や樹種の変更も行っていきたい。また,市関係橋りょう長寿命化計画は,平成24年度までの5年間で策定していくが,危険な橋りょうについては随時補修及び改修を行っていく。今年度は台帳整備,平成21,22年度に橋りょうの点検をするが,平成21年度は長さ15メートル以上の重要橋りょうで94橋,平成22年度は15メートル以下で約300橋を予定し,平成23年度はシステムの構築,平成24年度は学識経験者の参画を得ながら,計画を策定していきたい。 ○委員   橋りょう整備については,県事業と連携を深めて実施してほしい。また,補正予算が決定されているので,前倒しの事業もできると思うが,住民の要望にこたえていけるのか。 ○道路維持課長   橋りょう整備については,県とは情報交換をしながら,計画を策定していきたい。補正予算については,本日12日付けにて,側溝及び舗装工事を10件,発注手続きをさせていただき,前倒しで事業を進めていきたい。  〇歳出 第8款土木費 第6項住宅費   住宅課長からの説明を了承した。   大要以上の後,議第4号の付託部分建設部関係)については,全員異議なく可決すべきものと決定した。 5.議第14号 平成21年度山形市駐車場事業会計予算  道路維持課長からの説明を了承し,議第14号については,全員異議なく可決すべきものと決定した。 (都市開発部関係) 1.議第4号平成21年度山形市一般会計予算  〇歳出 第8款土木費 第4項都市計画費(第1目,第3目)  〇第2条債務負担行為都市計画街路事業(十日町双葉町線)   都市計画課長の説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   東原村木沢線の今後の取り組み見通しはどうなっているのか。 ○都市計画課長   東原村木沢線の城南橋の東側の部分については,県の方で月1回の割り合いで地権者と交渉しているようだ。ただ,もう少し時間がかかる見込みと聞いている。また,同路線の西バイパスから西側については,県で交差点付近地権者用地交渉を進めている。 ○委員   現在実施している都市計画道路事業進捗率が高いので,今後の新たな整備路線についての検討が必要と思うが,考え方はどうなのか。 ○都市計画課長   あと数年で完成する路線もあることから,その以後については,東原村木沢線の第5小学校周辺や四日町日月山線等の整備を検討していきたい。  〇歳出 第8款土木費 第4項都市計画費(第2目,第7目)   都市整備課長の説明を了承した。  〇歳出 第8款土木費 第4項都市計画費(第4目,第5目,第6目)
      公園緑地課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   櫓門で排煙設備がなくても常時開設できるとのことだが,当初はなぜできなかったのか。 ○公園緑地課長   当時,他市の事例や法令などから,排煙設備がないとできない状況だった。それらについて,再度様々な都市の事例を調査した結果,石垣のうえに建てられている建物についても,広い意味で史跡と認められるとの事例があったので関係者の意見を聞きながら,冬期間は除くが解放の期間を拡大することにした。 ○委員   天地人の放映を踏まえながら,展示物の充実も必要と思うが,どうか。 ○公園緑地課長   従前の物に加えて発掘物の展示を充実させながら,天地人関係の展示も行いたい。 ○委員   東大手門ややぐらでの展示が,冬を除き常時開放されるとのことだが,開放期間と時間はどうなるのか。 ○公園緑地課長   開放は4月から11月までとし,開放時間は午前10時から午後5時とし,10月と11月は午前10時から午後4時と考えている。 ○委員   天地人が始まり,それらの関係展示物も重要だが,山形の歴史の理解がされるような展示が重要だし,山形を如何に売り出すかがカギになる。商工観光サイドとの連携はどうか ○公園緑地課長   霞城公園街なか観光の拠点とあると考えており,やぐら門自体も立派な展示物である。展示内容については,教育委員会商工観光部とも相談しながら進めていきた。 ○委員   山形をどのように売り出していくかが重要なので,常時開放の意味を考え,山形まるごと館との連係を図った物販も考えてほしい。 ○委員   西公園には年間30万人の利用者がいるのだから,敷地内で物販を行ってもいいのではないか。また,足湯の現状はどうなっているのか。 ○公園緑地課長   物販については西公園だけではなく,都市公園利用者の妨げにならないように,個別に審査し許可制で取り組んでいる。また,足湯については,昨年ポンプを改修してから湯量も順調で,利用者から喜んでもらっている。   大要以上の後,議第4号の付託部分都市開発部関係)については,全員異議な  く,可決すべきものと決定した。 4.議第12号  平成21年度山形市区画整理事業会計予算  都市整備課長の説明を了承し,議第12号については,全員異議なく可決すべきものと決定した。 (下水道部関係) 1.議第4号平成21年度山形市一般会計予算  〇歳出 第8款土木費 第5項下水道費 3.議第6号 平成21年度山形市公共下水道事業会計予算  関係課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   今回の水道との統合で,業務の一部を河川道路整備課に職員を残すとのことだが,雨水へのニーズが高いので,取り組みにあたっての考え方はどうか。また,浄化センターの業務を委託することだが,見通しはどうなのか。それから,コンポスト売れゆきの現状と全農での取り扱いはどうか。 ○(下)建設課長   雨水対策が今まで進まなかった要因としては,放流先となる河川改修の遅れや,下水道としての雨水事業は,住宅密集地での大工事となることなどがあげられる。新年度からは,河川・道路側溝及び雨水施設の整備を一体的に行えるようになるため,計画的に整備が進んでいくと思う。 ○浄化センター所長   浄化センターでの委託内容については,機械運転部分を想定しているが,詳細は平成21年度に検討し,平成22年4月1日からの委託を考えている。コンポストの販売については,今年度も昨年を上回る売り上げとなる見込みで,今年度も1,100トンを生産し1,300トンを上回る売り上げとなる状況になっている。また,在庫量については,地味ながらも販売量を増やして出荷に回すなどで在庫を減らしていきたい。販売については,JAでも販売しているが,全農での取り扱いは厳しい状況になっている。 ○委員   全農での販売は重要だと思うが,今後の考え方はどうか。また,今後のコンポストの在庫について,どのようにかんがえるか。 ○浄化センター所長   全農でのコンポスト販売については,JAを通してお願いしていきたい。在庫は今年度も減るが,21年度についても生産調整を行いながら減らしていきたい。 ○委員   雨水対策として土地改良区との連係が必要と思うが,どうか。また,汚水整備が96.1パーセントとなっているが,100パーセントへの考え方と課題はどのように考えているか。 ○(下)建設課長   雨水計画は昭和45年から行っているが,今後は5堰だけでは対応できないので,平成19年度から見直しを行っている。飲みきれない部分をどうしていくかなどを含め,土地改良区との連係を強めていきたい。それから,汚水普及率100パーセントに向けての課題としては,現在,未整備で残っている箇所は,国道や県道の一部で,歩道には通信ケーブルや水道・ガスの幹線などの埋設物があり,下水道を埋設するスペースがないため,道路改良工事に併せた整備を行っていきたい。また,私道で地権者から同意など得られない箇所も残っており,整備に向けて努力していきたい。 ○委員   予算書の様式が解りにくいので,理解しやすい様式にしてほしいが,どうなのか。 ○下水道部長   法律で様式が規定されているが,工夫していきたい。 ○委員   高料金対策の予算は,どういうものか。 ○水道部長   所管課は健康になる。 ○委員   個人に対しての融資はあるが,事業者への支援策はあるのか。 ○(下)管理課長   商工サイド制度融資がある。 ○委員   蔵王温泉での利用率が低い理由として,敷地が広いので二の足を踏んでいる。理解を深めてもらうためにも地元と話し合う場をもってほしい。 ○委員   市街地の西部に汚い堰があるが,何らかの対応は考えられないのか。 ○下水道部長   堰の管理者とどのような対応が可能か検討していきたい。 ○委員   製造業の業界が厳しい状況だが,受益者負担金について考えてほしいが,どうか。 ○(下)管理課長   西部工業団地立谷川工業団地での受益者負担金については,緑地面積を減免するとともに,組合事務所の敷地についても減免することにしている。また,個々の支払方法について相談していくこととしている。 ○委員   急激な経済の変化なので努力してほしい。 ○委員   屋根からの雨水で歩道が凍結するが,指導はどのようになるか。 ○建設部長   宅内から側溝に流すのは禁止されている。パトロールはするが把握しきれないのが現状であり,危険な場合は町内会で注意を促すことになると思う。  大要以上の後,議第4号の付託部分下水道部関係)及び議第6号については,  全員異議なく可決すべきものと決定した。...